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医療現場における医師の力

医師の診断書のコスト。

僕が務めている会社には傷病休暇があります。この制度が導入されて6年くらいになりますが、人事部は最初この休暇を得る際には診断書を求めていました。それで、最初はほとんどの人がこの休暇を利用できませんでした。当然です。医師に診断書を書いてもらうにはお金を払わなければならないからです。それで、その後ルールが変更になり、病院の領収書を添えればこの休暇がとれるようになりました。
医師の診断書は、病気であったという証明書になります。病気でなくても医師の診断を受ければ医療費を支払わなければなりませんから、場合によっては領収書だけでは不十分なのです。身近な例では保険金の請求ですね。保険会社に医療保険の保険金を請求する際には医師の診断書が必要になります。自分の最近の例では、3年前の検査入院でした。検査入院でも、入院費分の費用は支払われるのです。それで、診断書を取って保険金を請求しました。それ以前も一度、痔の手術で医療保険を受け取る際に医師の診断書をもらいました。これらの場合は、医療保険で支払われる額が診断書をもらう費用よりも大きいので、診断書を書いてもらう意味はあります。しかし、診断書のコストのほうが保険で受け取れる保険金よりも大きい場合もあるのです。
息子が学校で一括加入している傷害保険がそうです。昨年息子が学校でけがをしました。それで病院にかかりました。保険金をもらうつもりでいたのですが、よく調べると、受け取れそうな保険金が、診断書のコストよりも少ないのです。医師に診断書を依頼する際には最低でも五千円前後はかかります。息子のけがの状態では、支払われる保険料はそれに満たないのです。これでは何のための傷害保険かわかりません。学校で加入した保険なので、親としてもあまり文句も言えず、保険金の請求はあきらめました。学校での一括加入の保険の場合は、先生が気を利かせて手配してくれないとあまり役に立ちませんね。

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